
サンパワーパフォーマンスソーラーパネル
サンパワーパフォーマンスソーラーパネルは、これまでのセルと35年を超えるサンパワーの資材に関する専門知識・製造経験を組み合わせ、従来型のパネルよりも優れた性能、信頼性、外観を備えています。1「従来型のパネル」とは、310W、交換効率16%、約1.94m²で従来型セルを備えたパネルのことです。従来型セルは前面に多数の細い金属線を持つシリコン製で、表と裏のはんだ付けされたリボンコネクターで接続されます。。
2015年以来、サンパワーの革新的な短冊状のセルを用いたパフォーマンスパネルは、エネルギープロバイダーが求める信頼性と耐久性を向上させてきました。これまで3GW以上のパネルを設置しており、世界各国で特許取得済み・出願中のポートフォリオによってテクノロジーの優位性が保護されているサンパワーパフォーマンスパネルは、今後も末永く市場に強力な存在感を示すはずです。
妥協を許さないパフォーマンス、卓越した価値

住宅の屋上への設置
サンパワーパフォーマンスソーラーパネルは、住宅所有者に優れた外観を提供するだけでなく、従来型パネル製品の品質と信頼性が大幅に向上しています。

エレガントなデザイン
サンパワーパフォーマンスパネルのオールブラックデザインは住宅への設置に最適で、屋根にしっくり調和し、家を洗練された外観にします。そしてこのパネルは独自性と高いデザイン性により、2019年のグッドデザイン賞に選ばれています。

商業施設の屋上への設置
サンパワーパフォーマンスソーラーパネルは、性能、信頼性が従来型のパネルより高く、先行投資も最低限に抑えられます。

信頼のおける耐久性
従来のソーラーテクノロジーを一から作り直した革新的な短冊状のセル設計により、強度が高まり、性能も向上しています。
- 航空宇宙業界で使用されている導電性接着剤でセル接続を強化し、日々の気温変化への耐性がより高くなりました。
- 冗長セル接続が柔軟な電流経路を生み出すので、出力時にセルのクラックの影響を受けることが少なくなります。
- 独自のカプセル材料により、環境曝露による劣化を最小限に抑えます。

ビデオ:ハイパーセル — サンパワーパフォーマンスパネルの背後にあるユニークで革新的なバックボーンにより、パネルの耐久性が最大限に高まり、システムのライフサイクル全体にわたって長期的な電気料金の節約が実現します。
他の製品が壊れるところで曲がる柔軟性
ビデオ:サンパワーのパフォーマンスパネル(左側)を生み出した工学・素材の最先端の科学により、標準フロントコンタクト単結晶PERCセル(右側)に比べて、機械的圧力に対するセルの堅牢性が生み出されています。ここに示す電界発光スキャンは、テスト環境でセルに約400ニュートンの力を加えた結果です。
実証された信頼性
ビデオ:木の葉、鳥、近隣の構造物など、設置したパネルにどうしても陰がかかってしまうことがあります。こうした日陰における運用の信頼性と電気代の節約には、ソーラーパネルの設計とエンジニアリングが大きな違いをもたらします。
2018 DNV GL PVモジュール信頼性スコアカードで、サンパワーパフォーマンスP19パネルは、行われた4つの信頼性テスト(温度サイクル試験、高温高湿試験、動的機械加重、電位誘発劣化試験)のすべてでトップパフォーマーに格付けされました。

よくある質問
サンパワーパフォーマンスソーラーパネルが従来型のパネルと違う点は何ですか?
- サンパワーパフォーマンスソーラーパネルと従来型のパネルには、ソーラーセルの設計とレイアウト、使用される導電性材料、電気アーキテクチャなど、多くの主要な技術的違いが存在し、これらの組み合わせによってパフォーマンスパネルの信頼性、性能、外観が向上しています。
- 具体的には、まずサンパワーパフォーマンスセルをレーザーで短冊状に6分割し、屋根状に重ねて「ハイパーセル」を作ります。この屋根状のハイパーセルにより、各パネルのアクティブセルエリアを広げ、出力と変換効率の向上が可能になります。次に、パフォーマンスセルを航空宇宙業界で使用されている導電性接着剤で接着し、エネルギーフローを複数の経路で冗長化します。これによりアクティブセルエリアをブロックし、時間の経過とともに劣化し、セルの故障と出力不足を引き起こす可能性がある、従来型のセルによくあるフロントコンタクト導電性リボンとはんだ接合をなくすことができます。最後に、サンパワーパフォーマンスパネルは、日陰や汚れによる出力損失を大幅に限定する独自の並列回路アーキテクチャを備えています。その結果、汎用セルで構成された優れた短冊状パネルは、変換効率、性能、信頼性において従来型のパネルを上回ります。
サンパワーパフォーマンスソーラーパネルが、サンパワーマキシオンパネルテクノロジーと違う点は何ですか?
サンパワーマキシオンパネル用に開発した弊社独自のバックコンタクトテクノロジーとは異なり、サンパワーパフォーマンスソーラーパネルは変換効率の高い単結晶PERCセルを使用しています。
サンパワーパフォーマンスパネルを導入すると、一般にはどのようなパフォーマンス効果が得られますか?
高信頼性、高効率、低劣化を実現するサンパワーのパフォーマンスソーラーパネルは、従来型の単結晶PERCパネルと比較すると、設置スペースを同等とした場合、最初の25年間で推定8%多くの発電量を出力しています。1サンパワー425 W、変換効率20.6%、同サイズアレイの従来のパネル(370W単結晶PERC、変換効率19%、約194m²)と比較、劣化率は0.25%/年遅くなっています(Jordan, et. al. Robust PV Degradation Methodology and Application.PVSC 2018)。。
サンパワーパフォーマンスパネルを導入すると、一般にどれくらいのコスト効果が得られますか?
費用はプロジェクトごとに異なります。通常、パフォーマンスパネルは従来型のパネルに対して競争力のある価格で提供されています。